マンションマーケットのサイトでは、具体的にマンション名を指定して検索するとマンション単位に詳細な相場情報を閲覧することができます。
このページには売却価格の簡易査定の機能もあって、専有面積と階数を入力するのみで自動で想定価格を計算することができます。
この簡易査定の計算結果と大手ワンルーム再販業者の実際の再販価格の価格差を比較してみました。
物件情報 | 再販価格 実質利回り |
査定価格 |
---|---|---|
1985年・16m2 富士見ヶ丘 |
1,040万 4.6% |
660~ 690万 |
1987年・16m2 池上 |
980万 4.4% |
870~ 920万 |
1990年・18m2 椎名町 |
980万 4.4% |
950~ 1,000万 |
1997年・17m2 茗荷谷 |
1,960万 3.7% |
1,650~ 1,730万 |
1998年・19m2 戸越銀座 |
2,160万 3.6% |
2,120~ 2,230万 |
2006年・21m2 東陽町 |
2,460万 3.6% |
1,980~ 2,080万 |
2007年・20m2 東十条 |
2.240万 3.7% |
1,740~ 1,830万 |
2012年・25m2 武蔵関 |
2,190万 3.7% |
1,750~ 1,840万 |
上記結果を見ると全体的に再販価格の方が高くなっていることが分かります。
簡易査定は、過去の取引データを基に機械的に算出しているようなので、相場が上昇している局面においては、過去のデータを基にしている分だけ査定結果の方が低くなっているのかもしれません。
あるいは、再販価格はインターネット上で公開されていない販売情報で、提携金融機関による低金利などのメリットを提供した上で、公開物件より高めに価格を設定しているのかもしれません。