新築ワンルームマンション、分譲賃貸と一棟賃貸で設備や賃貸募集条件に違いがあるのかどうか、Homesの賃貸募集サイトを見て調べてみました。
●検索条件
・東京23区、東京市部の新築物件
・専有面積:~30m2、駅徒歩:15分以内、物件種別:マンション、建物構造:鉄筋系、入居条件:即入居可
●サンプル数(検索にマッチした賃貸広告数)
・分譲賃貸:940件
・一棟賃貸:4,240件(全体から分譲賃貸の件数を引いた数)
●結果
項目名 | 分譲賃貸 | 一棟賃貸 |
---|---|---|
エレベータ | 91% | 71% |
オートロック | 99% | 98% |
TVインターホン | 95% | 93% |
防犯カメラ | 91% | 76% |
宅配ボックス | 98% | 98% |
追炊機能 | 26% | 25% |
ネット無料 | 89% | 84% |
礼金なし | 66% | 82% |
敷金なし | 65% | 60% |
フリーレント | 8% | 29% |
定期借家 | 2% | 1% |
●設備の違い
・一棟賃貸は低層で規模の小さいマンションも多いのか、エレベータなしの物件が分譲賃貸より多くなっています。
・オートロック、TVインターホン、宅配ボックスは、どちらも100%に近い数字になっています。
・防犯カメラだけ、一棟賃貸が少し少なくなっているのが以外でした。
・分譲、一棟とも9割近くがネット無料となっていて、新築ではネット無料が当たり前となっていることが分かります。
●賃貸募集条件
・マンションの仕様の違いもあるのか、一棟賃貸の方が礼金なし、フリーレントの割合が高くなっています。
・分譲賃貸においても7割近くが礼金なしになっています。新築物件販売時の表面利回りを高くするために家賃を高めに設定し、その分、敷金・礼金はなしにしているのかもしれません。