ファミリー住戸が混在している大型マンション、理事ではないので詳細は把握できていませんが、管理員が住込から通勤方式に変更され、今まで管理員が使用していた管理員室を管理組合が賃貸で収益事業を行うことになったようです。
住込廃止の経緯、リフォーム費用、賃貸収益化までの流れを紹介します。
1)住込廃止の経緯
管理費会計の改善のために、理事会から申出をしたのかと思っていましたが、管理会社からの申出だったようです。
〇住込廃止の申出の理由
・管理会社業界全体で、住込勤務は勤務時間外にも実質的な対応があったり、待機等が問題視されて、廃止が進んでいるため。
2)リフォーム工事
〇工事内容
・和室の床・天井・間仕切り壁の解体工事
・ミニキッチン・既存収納の撤去
・アスベスト調査
・和室の床・天井・新規収納等の下地組工事
・システムキッチン、新規収納設置
・エアコン2台設置
・クロス張替、CF張替、
〇工事金額
・約240万
※専有部面積:約37m2
3)賃貸収益
〇収入
・賃料収入:13.5万/月、162万/年
※住込廃止に伴う管理委託料の減額分:3.8万/月、45.6万/年
〇支出
・リフォーム工事費用:約240万
・税務申告費用:約8万/年(税理士に委任)
・賃貸管理費用:不明
・納税額:30万程度?
税引き後でも毎年100万以上の収益が見込め、管理委託費の削減効果もありますので、かなりメリットがありそうですね。